データを簡単に可視化できるツールです。BI (Business Intelligence) ツールと言われており、大量のデータを分析し、迅速な意思決定を助けるためのツール となります。例えば、以下は、Tableauのサンプルデータですが、こういったグラフ化をだれても簡単に作ることができます。類似としては、MicrosoftのPower BIが有名ですね。
Tableauグラフ
Excelでもできるんじゃない?
例えば、表計算で有名なのはExcelです。Excelでも上のようなグラフ化することは可能です。TableauとExcelの大きな違いは3つです
1.多彩なグラフ処理
可視化するときに、棒グラフや折れ線グラフは、Excelでも作れますが、Tableauでは、地図データやヒートマップも簡単に作成できます。
2.データの限界
Excel 2010 では、ワークシートの最大サイズは16384列あたり1048576行というデータ読み込みの限界があります。 Tableauにはそのような限界は、なくドラッグアンドドロップのみで直観的に操作できます。
3.自動更新
Tablueauでは、 MySQL ,Oracle, Box などのアプリケーション連携が可能です。顧客データを修正することなく、これらのデータベースが変更されたときに、リアルタイムで更新が可能です。つながるコネクト一覧は、Tableauデータコネクタリストを参考にして下さい
無料でTableauを使いたいなら、Tableau Publicを
個人でTableを使いたいと思ってライセンス表を見たらTableau Creator 102,000 円/年でした。うーんちょっと、高い。。。調べてみたら、 Table Public というのが無料で使えるようなので、こちらを使ってみることにしました。
Table Public は、 Tableau Creator とほぼ機能は同じようです。
Table Public はデータが外部に公開することが前提となっているため、ローカルに保存することができないです。個人情報などを扱う企業は使えませんが、個人でそもそも公開されているデータを使う際は、 Table Public で十分そうです。
TableauとTableau Publicの画面はほとんど同じ
Tableauはエクスポートが可能
まとめ
いかがでしたか?
ビジネススクールのベントレー大学 が 2011年から2015年に4万超の求人情報サイトに投稿された募集広告を分析し、最も需要が増加したスキルを特定したところ、 Tableuau(タブロー) が堂々の3位になっているようです。
- 1.Bigdata
- 2.Node.js
- 3.Tableuau(タブロー)
- 4.NoSQL
- 5.Apache Hadoop
- 6.HTML5
- 7.Python
- 8.Oracle
- 9.JSON
- 10.SalesForce
Pythonが7位ということを考えると脅威的な伸びですね。一般的な事務処理にもExcel以外のBIツールのスキルを求められる日もきそうですね。
Tableauの事例サイトで活用事例も公開されているのでこちらも参考にするとよいでしょう。それでは良いBIライフを。