創業するときの必須知識!資本性ローンと創業株主間契約書とは?

2016年03月15日にStartupday@ASACに参加してきたことのまとめです。

【イベントブログ】Startupday@ASAC~起業への最後のワンステップ~

パネリストとして、
flier 大賀康史さん
株式会社クラウドワークス 吉田浩一郎さん
株式会社ココナラ 南章行さん
株式会社チカク 梶原健司さん

という、スタートアップなら、知っている会社の社長さんばかり、オフレコの話が多かったのですが、2つ創業にも役立つ内容があったのでメモしときます。

挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)

日本政策金融公庫が実施する施策、融資限度額4000万円までという額も大きいですが、なんといっても、返済期間 5年1カ月以上15年以内という、初年度から返済が発生しないという施策。これは融資を考える人には、使わない手はない施策です。

日本政策金融公庫 挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)

創業株主間契約書

これは、創業株主同士での株式に関する問題を事前に防ぐものです。
上場クラスになると、株式で利益が発生した瞬間に、創業仲間同士で喧嘩に勃発することが多いとのこと。

例えば、Twitterの創業者のジャックドーシーが有名ですね。

この記述に明らかなとおり、「だれがCEOになるんだ?」とか「ツイッターを発明したのは僕だ」とか、些細ではあるけれども根の深い、そして修復が非常に難しい諍いがどんどん肥大化していったわけです。とりわけインパクトがあるのは、追い出された挙句「意識的に」消えていったノアとは対照的に、「自分さえよければいい」という姿勢を隠そうともしないジャックのあり方です。

Twitterの誕生と成功の裏側には、どんな物語があったのか

会場でも、創業仲間同士での「俺たちは仲良くやれるから今後も大丈夫」というのは、危険という話がでていました。
創業間もない頃だからこそ、利益配分はきちんとしておくべきだとのことです。

ココナラの南さんのブログに、本当にわかりやすく詳しく説明頂いてます。

創業株主間での株式に関する揉め事はものすごーーーく多い!

取締役みたいな「立場」は、辞めるだけで解消できる。
でも、株式に関することは後戻りは非常に難しい。

遅咲きの狂い咲き
起業家が結ぶべき「創業株主間契約書」とは。そしてその契約のポイント。

個人的にこれもおすすめです。

起業のファイナンス 増補改訂版 ベンチャーにとって一番大切なこと


この記事を書いた人

tsubasatwi( つばさ)

国立工業高専卒業(新居浜工業高等専門学校)
「イベント×IT×営業」のカスタマーサクセスマネージャーとして活躍。セールス→構築管理運用まで全体プロジェクト管理の豊富な経験あり。

・主にITに関するイベント集客/法人営業/開発を担当
・大手通信会社を中心にエンタープライズのIT導入を担当(B2B)

DMMで日本初の NoCodeサロン を運営
「NoCodeCamp プログラミングを使わないIT開発 」
https://lounge.dmm.com/detail/2549/