Integromat配列の中で一番大きい値を取り出すためのMap関数

こんにちは、NoCodeCampのツバサです。

今日は、integromat ついて 配列の中の一番大きいデータを取り出す方法について説明していきます。

map ()とは?

map()は、その指定した配列の中で、指定したKeyに一致する要素を選択できる関数になります。
ExcelでいうVlookupの配列版のようなイメージです。

大雑把には、以下の2つだけ覚えておけばOKです。

【参考】https://www.integromat.com/en/help/mapping

例えば、下記のような入力をした場合に、Array という配列の中からEmail というKeyのみを取り出したい場合には、以下のように入力します。

元データ

ちなみにAirtableはSeach Recordsの値を、Array aggregatorモジュールを使って配列に変換してます。
こんな感じです。

実際のMap関数の入力方法

これを実行すると、以下のような出力になります。

Empty style さんのところで、Map()の説明がさらに詳細に説明されています。
Integromat基礎#23 – Map ()で複雑な配列から欲しい情報のみのシンプルな配列を作成

つまり、Map関数は、複数の配列に対して、自分の指定した値を検索して表示することができる関数です。

【応用編】配列の中で一番数字の大きいものを表示したい場合

では、ここから応用編です。Airtableのデータの中で、5つのうち、もっともPointが大きいデータだけをCreateしたい場合にはどうするか?について説明していきます。

ここでは、MAX関数を使いましょう。(この情報はNADJAの室田さんに教えて頂きました。ありがとうございます)

MAX関数 は、選択した範囲の中で一番大きいデータのみを抽出することができます。
先ほどのEmailの抽出のように、今度はPointをKeyとして、max()で括りましょう。


これを出力すると、Point Rankは、こんな感じになります。

このままだとNameが記載されてませんね💦
Nameの値は、Search RecordsでCreatしたKeyの値を読みとり、配列の中のAirtableIDを引っ張ればOKです。

より詳細なMAP()に関しては、公式ドキュメント を参考にしていきましょう。
Youtube動画もあります。

この記事を書いた人

tsubasatwi( つばさ)

国立工業高専卒業(新居浜工業高等専門学校)
「イベント×IT×営業」のカスタマーサクセスマネージャーとして活躍。セールス→構築管理運用まで全体プロジェクト管理の豊富な経験あり。

・主にITに関するイベント集客/法人営業/開発を担当
・大手通信会社を中心にエンタープライズのIT導入を担当(B2B)

DMMで日本初の NoCodeサロン を運営
「NoCodeCamp プログラミングを使わないIT開発 」
https://lounge.dmm.com/detail/2549/